材料調達
高利益/高効率な製品生産のため、材料を恒常的に手配する技術
材料調達では物質の取り扱いが重要で、安全と安定を優先し無事故・無災害を目指します。信頼性の高い取引先との健全な関係を築き、環境に配慮した材料調達を目指す技術となります。
アウトソーシングテクノロジー(OSTech)では、環境問題に取り組む企業を中心に材料調達を行うエンジニアが在籍しています。
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顧客選定
取引をするうえで健全な関係を構築できる顧客を選定することが重要です。
各工業規格で定められた品質で納品できる取引先であるかや、サスティナビリティーに配慮した取引先であるのかを選定する項目として検討します。
化学合成等をする際には、業者によって材料となる試薬のレベルが違うため、業者ごとに結果や価格等を考慮しながら、適切な顧客を選定します。
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品質検証
さまざまな成分を要した物質を検証するため多くの知識が必要となります。 各工業規格で定められた基準に基づき、品質が担保されているのか判定し検証します。また、品質が担保されていなかった場合、分析を行い原因の解析を行います。
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監査
安全と環境を守り、製品の安全性や品質維持・向上が正しく行われていることをチェックし、問題点があれば改善を依頼します。 レスポンシブル・ケア監査(RC監査)を取り入れ「レスポンシブル・ケアコード」を基準としたチェックを行い、監査の質を向上させ製品の安全性や品質を確保します。 OSTechでは、監査対応から改善まで対応できるエンジニアが在籍しています。
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受入検査
物質の受け入れ時に微生物検査(一般生菌、カビ・酵母、大腸菌群等)、理化学検査(粘度、水分、pH等)等を行い、原料成績書の確認をもって規格どおりの原料であるかの検査を行います。
また、製品の受け入れ時には、含有規制化学物質の含有量を確実に把握する必要があり、蛍光X線分析装置等を使用して検査を行います。
さらに、RoHS指令に基づき検査を行うことで製品の品質保証を行うことも可能です。
管理システムを使用することで、製品の製造年月日から使用原料、使用ロット等を特定することで、受け入れ時に問題があった場合等ロットごとに回収することも可能になります。