【体験者が考える】留学のメリットは?日本での就職や仕事に活かせる?

学生の方にとっても社会人の方にとっても、“留学”というのは人生の一大イベントですよね。

迷わず「行く!」と決めている方もいれば、「どうしよう…」と迷われている方も多いのではないでしょうか。

迷ったり不安に思ったりすることは、初めての留学であれば尚更です。

留学をすることが良い経験になるのか、それとも後悔することになるのか、まったく分からない状態で知らない世界に飛び込んでいくのはとても勇気が必要です。

本記事では実際の留学体験を踏まえて、留学のメリットや活かし方をご紹介します。

【この記事を読むと分かること】

  • ・留学前に考えるべきこと
  • ・留学のメリット
  • ・留学を就職に活かすには

目次

  1. 何のために留学するの?
  2. 留学のメリット3選
    1. ① 今までとは違った価値観や文化を体験できる
    2. ② 新しいコミュニティが出来る・人脈が広がる
    3. ③ 語学が身につく
  3. 就職で留学を活かせる場所は?
    1. ① 現地採用
    2. ② 外資系企業
    3. ③ 英語が公用語の日系企業
    4. ④ 商社・メーカー
    5. ⑤ IT・情報通信
  4. 最後に

1. 何のために留学するの?

突然ですが、留学の目的はすでに明確にお決まりでしょうか?

  • ・語学を身につけたい
  • ・海外の学校で学びたい分野がある
  • ・海外生活にチャレンジしたい
  • ・グローバルな人脈を築きたい

などなど、様々な理由があると思います。

もしくは、「周囲で留学する方が増えたから自分も考えてみようかな。」「海外に行けば何か刺激があって、人生が変わるきっかけになるかも!」など、特に目的はなく、何となく考えている方もいると思います。

そこで、留学を検討している皆さんにおすすめしたいのは、“どんな留学があるのか、一から調べてみること”です。

世界にはたくさんの留学先があり、学べる内容や環境、料金など本当に様々なので、自分が思っている以上に自分にとってメリットの多い留学先や学習内容が見つかるかもしれないからです。

「留学といえば英語の語学留学が思いつくけど、アメリカやイギリスは費用が高い…。となると、カナダかオーストラリアかな」と、このような考え方ももちろん悪くはないのですが、フィリピンやフィジーなども費用面でのメリットは大きいです。

また、留学は語学留学だけでなく、デザイン・音楽・IT・マーケティング・ダンス・ボランティアなど、自分の興味のある分野の学校を選ぶこともでき、その中で英語を身につけることも可能です。

留学に行くということは、自分の時間もお金も労力も集中投下することになりますので、思い込みによって可能性を狭めることは勿体ないと思います。

留学後に、「こんな留学もあったのか~!こっちに行けばよかった…」なんて思わないように、じっくり検討してみましょう!

2. 留学のメリット3選

① 今までとは違った価値観や文化を体験できる

これはよく聞く言葉で、非常に抽象的に感じるかもしれませんが、実は海外に行くうえで最も重要な体験かもしれません。

生まれも育ちも日本の方は、日本人としての価値観、振る舞いなどを幼い頃からみっちり学んでいますので、いわば日本人のエキスパートとして育っています。

そのため、周囲の人々に日本人であることを疑われたりすることは滅多にないでしょうし、本人も日本人としての生き方に疑問を抱くこともあまりないかもしれません。

しかし、海外での暮らしを経験することによって、今までの日本での暮らしと比較せずにはいられなくなります。

そのとき本当の意味で、はじめて日本という国を客観的にみることができ、今まで常識だと信じて疑わなかったことに対して、違う価値観や考え方があると気づくことができます。

様々な価値観や文化があることを知り受け入れることで、一つの物事を違う視点から考えることができるようになってきます。

これを身近に例えるなら、ずっと同じ会社で働いていた人が何の疑問も抱いてこなかった業務や作業に対して、他の会社から転職してきた人は「このやり方をすればコスト削減・工数削減になりますよ」とあっさり提案できてしまうという状況に似ています。

これができるのは色々な場所を経験して、その経験の中から最善の方法を選び出すことが出来るからです。

場数を踏むことは、あなたという人材の「提案の引き出しを増やす」ことになります。

留学は場数を踏むという経験の中でも、新しい引き出しが増えることばかりの刺激的な経験だと言えるでしょう。

② 新しいコミュニティが出来る・人脈が広がる

こちらも留学することで得られる重要な経験です。

例え留学でなくても、せっかく海外に行く機会があるのなら学校へ通うことをおすすめします

海外に何年か住んでいたら、勝手に語学や新しい友人ができると思っていませんか?

それは完全に間違いです。

日本でもどこにも所属せず毎日家で暮らしていたら、代わり映えしない毎日になるのと同じです。

特に海外では何をするにも新しい体験なので、一つ一つが挑戦です。

新しい挑戦を避けて何もしなかったら、本当に語学も身につかず友人もできないまま帰国することになります。

せっかく海外に行くなら思い切ってたくさんの挑戦をして、たくさんの経験を持ち帰りたいですよね。

それを大きく手助けしてくれるのが学校です。

学校では何かを学ぶため、同じように留学してきた様々な国籍のクラスメートがいます。

ここで知り合ったクラスメートが一生付き合う友人になることもあります。

実は現地の方との付き合いよりも、濃厚な付き合いになることが多いのではないかと思います。

日本人と日本語でばかり会話をするのは語学を学ぶ上でおすすめできませんが、帰国後も集まって思い出話ができたり、仕事の情報交換ができたりと日本人との交流も良い面があります。

でもつい日本語で話してしまいそうという場合は、「学校内では英語以外使用禁止、使用したら退学」などの厳しいルールを設けている学校もありますので、そのような環境に身を置くのも一つの方法です。

③ 語学が身につく

留学と言えば、やっぱり語学ですよね。

外国語を使わざるを得ない環境に身を置くことは、最も効率の良い語学学習方法です!

留学先のクラスメート、寮生やホストファミリー、クラブ活動の仲間、お店の人や街の知らない人、交流会の場で知り合った人など、積極的に会話してみることで語学が単なる学習ではなく、自分の発する言葉によって人との繋がりを生む体験になるでしょう。

それが徐々に自信になり、気が付けば割と流暢に外国語で話している自分に出会えます。

その感覚は体験することで是非味わってもらいたいです!

心から楽しく、自分に自信がつく経験です!

ただし、短期間で語学を身に付けるには学習と実践の繰り返しが不可欠ですので、現地では会話だけというのはおすすめしません。

学習によって覚えた言葉をすぐに使ってみて成功体験を得ることが語学習得の秘訣です。

3. 就職で留学を活かせる場は?

語学を使用した仕事というとどんなイメージが浮かぶでしょうか?

実は語学そのものが仕事のメインスキルになる仕事はあまり多くはありません。

そのほとんどは大きく分ければ通訳・翻訳・先生のお仕事になるでしょう。

通訳・翻訳の仕事でキャリアアップを目指す場合、非常に高い語学レベルと訳す分野への専門知識が求められます。

また、近年では生成AIの登場により初歩的なお仕事は徐々に減っていくことが予想されます。

先生の仕事ではスクール、語学学校、教師、大学教授などがあると思いますが、ネイティブの先生と競ってお仕事をしなくてはならないため、大変な努力が必要です。

近年ではオンラインスクールが流行していますので、副業など隙間時間を使った仕事には向いているかもしれません。

一般企業で海外と関わる仕事をする場合は、外国語はあくまで付加価値でありツールです。

メインの業務があって、その業務を円滑に遂行するために語学が必要となります。

世界中には数多くの言語が存在しますが、国際的な取引ではどの国との取引であっても英語を使うことが圧倒的に多いです。

将来的にこの流れが変わる可能性はありますが、現代では一般企業で語学を活かす目的であれば英語を学ぶ方が多いでしょう。

一般企業で語学を活かして仕事をしたい場合、企業やポジションによっては語学を使う機会が全くないこともありますので、海外に拠点があるからここに就職してみようかなと安易に決めることはおすすめしません。

それでは、どのような就職先で語学を使うことが多いのでしょうか?

具体的に確認してみましょう。

① 現地採用

以前とは異なり現在は日本の物価安、円安などもあり現地採用で働くメリットは非常に大きくなりました。

日本でもいわゆる“出稼ぎ”で、海外に就職する方が増加しています。

仕事では日本語のみを使用する場合もありますが、語学が出来た方が仕事の幅も広がりプライベートも充実するでしょう。

② 外資系企業

ポジションによって使用頻度は異なるものの、社内通達などが本国から英語で届くこともあります。

応募の段階で一定水準以上の英語力を求められることや、昇進に英語が必要な場合もあるでしょう。

③ 英語が公用語の日系企業

グローバル化に取り組んでいる日系企業では、社内の会話や会議資料に英語を取り入れている企業もあります。

応募の段階で一定水準以上の英語力を求められることや、昇進に英語が必要な場合もあるでしょう

④ 商社・メーカー

配属される部署によって異なりますが、海外出張・転勤などがある部署では英語力が必要でしょう。

海外の取引先やお客様などとのメール、電話のやりとりも日常的に行う場合もあります。

貿易事務の場合は、貿易関連書類作成を行うため日常的に英語を使用します。

⑤ IT・情報通信

プログラミング言語は基本的に英語を使うため、英語に慣れていることはメリットと言えます。

また、日本語よりも英語で書かれたサイトの情報量が多いため、英語で情報をキャッチアップできることは非常に重要です。

将来的なキャリアとしてはブリッジエンジニアとして海外エンジニアとの橋渡しを行うことで活躍することも可能です。

以上のような就職先が語学を活かす主な就職先です。

他にもたくさん語学を活かせる仕事はたくさん存在しますが、ご紹介した5つは今後のキャリアアップを考える上でも非常におすすめです。

最後に

業界未経験であることや、就職難易度の高さから尻込みしてしまうという方には、当社の社員として就職し、お客様先に常駐する形でキャリアを積むという選択肢があります。

また、オンライン英会話をお得に受講できる福利厚生もありますので、スキルUPできる環境も整っています。

本記事を読み、少しでも気になってくださった方は以下のリンクに進んでいただければと思います。

気になることや不安がありましたら面談でお気軽にご相談ください。

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以上、留学のメリットと、就職や仕事で活かせる場についてご説明させていただきました。

留学に対するイメージがより具体化され、留学検討のご参考になれば幸いです。

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